2021-05-21 第204回国会 衆議院 環境委員会 第11号
もちろん、例えば食品の容器の包装でいえば、プラスチックを例えば代替素材へ転換していくと結果として重要な機能が失われるとか、それから、複合材料化をしたために、かえってリサイクルの容易性が失われる、そういった様々なトレードオフというものが生じることがございまして、したがって、プラスチック使用量の削減という一方的な観点からだけその製品の評価を行っていくというのは、必ずしも適切でないという場合があろうかと思
もちろん、例えば食品の容器の包装でいえば、プラスチックを例えば代替素材へ転換していくと結果として重要な機能が失われるとか、それから、複合材料化をしたために、かえってリサイクルの容易性が失われる、そういった様々なトレードオフというものが生じることがございまして、したがって、プラスチック使用量の削減という一方的な観点からだけその製品の評価を行っていくというのは、必ずしも適切でないという場合があろうかと思
また、中小企業の産学官連携による研究開発を支援するということで、いわゆるサポイン事業という中では、航空機部品加工の自動化、航空機用高性能複合材料などに関する研究開発を採択するなど、中小企業による取組も支援しているところでございます。 引き続き、我が国航空産業の成長に向けて、必要な支援、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
日本も進めていますけれども、このCNF開発の優位性、信頼性を確保するには、いち早くこの日本においてCNF及びCNF樹脂複合材料を安定的に製造できるプロセス及び装置の開発と、それからユーザーの求める機能の開発という、こういう高いハードルを越えて、他国が追随できない状況まで引き離す、そのことが重要であるのではないかと思うんです。
先ほど申し上げました三菱リージョナルジェット、MRJについて申し上げますと、JAXAの複合材料技術が機体軽量化に貢献しておりますなど、JAXAの研究開発成果が活用されてございます。また、JAXAが所有しております風洞施設の提供や、JAXAの強みでございます数値解析技術、いわゆるCFDと言われておりますが、に基づく技術支援なども行っているところでございます。
我が国の航空機産業そのものが持つ優位性としては、やはり何といっても、素材からその利用技術が進んでおります軽量化複合材料だろうと考えてございます。これは、もとの素材でございます炭素繊維そのものを日本のメーカーが独占的に供給しているということもあり、それを利用した複合材料技術といったことは、極めて世界的にも強い分野でございます。
税制の特例措置の適用を受けようとする企業はどうかということだと思いますが、当該特区で課税の特例措置を受けようとする企業は、三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社、富士重工業株式会社、東レ株式会社、その他の特区内において複合材料から成る航空機の機体の研究開発または製造に関する事業を実施する事業者でございます。
緑地規制緩和の適用の対象となっている企業でございますが、これにつきましては、川崎重工業株式会社、三菱重工業株式会社、富士重工業株式会社、東レ株式会社、その他の特区内において複合材料から成る航空機の機体の研究開発または製造に関する事業を実施する事業者でございます。
現実に、実用化のための材料の候補といたしましては、低放射化フェライト鋼、あるいはバナジウム合金、セラミック複合材料、こういったものが検討されております。研究も積み重ねておられまして、徐々にではございますけれども、実用化に耐えられる、それに向けての研究蓄積も図られております。
そうした観点から、世界最先端を行く複合材料の研究開発、あるいは三十席から五十席規模の小型ジェット機の開発、実用化を進める経済産業省の姿勢は正に的確ではないかと思います。 YS11以来の純国産航空機、日の丸ミニジェットの誕生を大いに期待したいところですが、ここで高市経済産業副大臣に最後にお伺いします。
○副大臣(高市早苗君) 航空機産業におきまして日本の得意分野と言えるものでございますけれども、まず第一に、複合材料など先端材料の成形加工技術でございます。プラスチックに炭素繊維を織り込んだりして、非常に軽くて強い素材が開発されておりまして、国際共同開発の有力なパートナーとしての地位を既にこの分野では確立いたしております。
「提案内容」では、「新規性」のところで、FRP廃船を「炭化し、さらに賦活して多孔性ガラス繊維炭素複合材料に転換し、水質浄化構造物として機能させると共に、藻場の形成を促進し、結果最終的には魚礁として機能する。」、「実用化の見通し」については、実際、これは四百度から五百度Cで炭化した後に七百度から千度で焼成すると、多孔性ガラス繊維炭素複合材料ができるのだ。これはFRPと違って水没することができるのだ。
また、これまで、千七百度の高温でも使用できる等の特徴を持った耐熱セラミックス複合材料の開発など、センターが保有します施設を活用した高度かつ先端的な研究開発プロジェクトが行われるなど多くの成果を上げてきているものと認識しております。
最近の事例といたしましては、操縦に関して航空会社のパイロットのOBの方にお願いしたこともございますし、それから、飛行機を構成しております新しい材料でございますが、複合材料というようなものが破壊をした、それについて細かいことを知っている人にひとつ見てもらわなければならないということで、これは先ほどの航空宇宙技術研究所関係の方でしたが、そういった研究所の職員の方をお願いしたりしております。
また、炭素繊維で強化された複合材料につきましては、アルミ合金に対して強度で二倍以上、耐熱性で百五十度以上すぐれた材料の開発にも成功しております。そのほか、超電導につきまして、例えば臨界温度百二十七度という世界最高記録を達成しておりましたり、またイットリウム系超電導体の単結晶の引き上げに世界で初めて成功するなどの成果も上げているところでございます。
一般廃棄物についても、その特性としての散在性あるいは粗大性、あるいはさまざまな複合材料の使用に起因する処理困難性があるために、リサイクルする上での大きなネックになり始めておるわけであります。 このようなリサイクルに当たっての問題点について、政府はどのように認識をされておるのか、お伺いしたいというふうに思います。
また、先ほど先生御指摘になられましたように、滑走路の延長であるとか、さらに加えて、エンジン技術の進歩に伴いまして在来型機の低騒音化も図られましたところ、直接的に飛鳥が実利用に供されるというふうな状況にはなっておりませんけれども、飛鳥で得られました航空機の空気抵抗の低減策とか、さらには航空機の大型化への適応問題につきましても、特にコンピューター飛行制御、さらには複合材料等の新技術、さらに加えまして飛鳥
○政府委員(井田勝久君) 無重力の環境でございますが、要するに重力が大変宇宙空間になくなりますと微小重力と言って、完全ゼロでございませんが微小重力環境とこう言っておりますが、こういうところに参りますと、例えば重い物が沈んだり軽い物が浮いたりするそういうことがないわけでございますので、そういったことを使いましてセラミック繊維強化材料でございますとか耐熱複合材料だとか、要するに重い物が沈んだり軽い物が浮
そのほか、こういった自動操縦技術でございますとかあるいは複合材料でございますとか、個々の要素技術におきましても非常に大きな成果をおさめておりまして、こういうものも今後の我が国のいろいろな面の航空機開発に役立つものと、このように考えているわけでございます。
ところが、例を申し上げますと、航空宇宙産業では複合材料みたいなもの、一番わかりやすい例で申し上げますと、翼がございますと、飛行機が飛ぶときに乱流が起こって引っ張られますが、層流にするために穴をあけるわけです。
その結果が一昨年発表されておりまして、その中で十六分野、例えば先生お挙げになりましたガリウム砒素素子あるいはミリ波、それから複合材料ですとか生産技術ですとか、いろいろやや幅広い分類で言いまして十六分野につきまして関心があるという報告をその中でいたしているわけでございます。 それに続きまして、今度は国防総省の科学技術関係の担当者から成る調査団がやってまいりました。
この中にはガリウム砒素半導体、それから光電子工学、複合材料、セラミックス、耐熱材、これに重大な関心を持ったわけですが、記録によりますと、アメリカ側は、このうちの中でもミリ波の技術と光電子工学、これに重大な関心を示したという記録があるんですが、そのことはどこかの省で確認ができますか。
例えば、エレクトロニクスあるいはコンピューターで見ますと、IC基板というのはセラミックスでございますし、さらにそれを包むパッケージもセラミックスあるいは複合材料でございます。さらに、ICそれ自体につきましても、基板につきましても現在のシリコンからあるいはカリウム砒素というふうに変わろうとしている。それもまた新素材でございます。
他の部分に比べて技術的に比較的簡単な部分ではないか、そういうところを分担してどれだけの意味があるのか、こういう御指摘かと存じますが、航空機全体としては申し上げるまでもございませんで、技術先端的なところでございますが、確かにおっしゃるように、胴体部分につきましては他の部分より技術的には比較的容易な部分ということが言えるようではございますけれども、それにいたしましてもこの胴体部分につきましては新しい複合材料